eMAXIS 日経半導体株インデックスの評判は?中身・信託報酬・リスクを解説

eMAXIS 日経半導体株インデックスの評判は?中身・信託報酬・リスクを解説

eMAXIS 日経半導体株インデックスは、日本の半導体関連30銘柄へまとめて投資できる投資信託です。

2026年8月21日時点の基準価額は21,573円、純資産総額は981.94億円

一方、最新の月次レポートでは、キオクシア1社で26.2%、上位3銘柄で52.5%を占めています。

1年騰落率は+137.8%ですが、直近1カ月は-29.5%でした(いずれも2026年7月31日現在)。

大きな上昇と急落が同居する集中型ファンドです。

この記事では、2026年8月22日に取得した運用会社・指数提供者・販売会社の公式情報をもとに、中身、評判を判断する材料、信託報酬、NISA、向いている人を整理します。

結論から言うと、日本の半導体関連株へ少額で投資できる反面、分散型に見えて上位銘柄へ大きく偏るファンドです。

資産形成の土台より、値下がりを許容できる範囲で持つサテライト候補として、中身とリスクを確認してから判断する必要があります。

【きのぴぃ】

  • 株投資歴20年くらい。
  • ビギナーズラックで儲けるも、信用取引で〇〇万円の損失。3年かかって復活。
  • 一時は金関連のトレードに凝る。
  • 株は利確せずに配当&株主優待狙いのため塩漬けで美味しく召し上がり中。
  • 余剰資金でFXや仮想通貨、米国株にもアクティブにトレードし、ポイントを使ったミニ株を運用中。
    (プロフィールはこちら)
目次

【結論】eMAXIS 日経半導体株インデックスの評判は?

まず、ファンドの全体像と評判の要点をまとめます。

それぞれ見ていきましょう。

日本の半導体30銘柄に1本で投資できる

eMAXIS 日経半導体株インデックスは、三菱UFJアセットマネジメントが運用するインデックスファンドです。

日経半導体株指数(30銘柄)に連動し、日本の主要半導体株にまとめて投資できます。

個別株を選ばずに、半導体セクター全体へ1本で乗れるのが特徴です。

評判の要点(上昇実績と急落の両面)

2026年8月22日に取得したマネックス証券の商品ページでは、月間積立契約数4位、月間売れ筋9位と表示されていました。

これはマネックス証券内の順位ですが、積立対象として関心を集めている一つの材料です。

好材料は1年騰落率+137.8%です。

ただし、同じ最新月報には直近1カ月-29.5%も記録されています。

上昇実績だけでなく、下落率と集中度まで見て評価することが重要です。

基本情報まとめ(2026年8月更新)

項目内容
連動指数日経半導体株指数(トータルリターン)
運用会社三菱UFJアセットマネジメント
設定日2024年7月12日
基準価額21,573円(2026年8月21日)
純資産総額981.94億円(同日)
信託報酬年率0.297%以内(税込・段階料率)
購入時手数料なし
信託財産留保額なし
NISA成長投資枠対象(つみたて投資枠は対象外)

出典:三菱UFJ銀行の商品ページ月次レポート(2026年8月22日取得)。

\ 100円積立・dカード積立は条件に応じてdポイント /

数値・取扱は変動するため、購入前に最新資料をご確認ください。

どんなファンド?日経半導体株指数と組入銘柄

次に、ファンドの「中身」を具体的に見ていきます。

中身を知ると、値動きの理由も見えてきます。

日経半導体株指数(30銘柄)に連動

連動する日経半導体株指数は、東証上場の半導体関連30銘柄で構成される時価総額ウエート方式の指数です。

銘柄入れ替えは年1回、11月末に行われます。

製造装置・素材・メモリなど、半導体産業の主要企業がまとまっています。

全世界株のような広い分散ではなく、1つのセクターへの集中投資である点が最大の特徴です。

組入1位はキオクシア|上位3銘柄で52.5%

組入上位10銘柄は次のとおりです。

順位組入銘柄比率
1キオクシアホールディングス26.2%
2東京エレクトロン14.1%
3アドバンテスト12.2%
4ルネサスエレクトロニクス6.7%
5ディスコ6.6%
6レーザーテック3.7%
7JX金属3.7%
8信越化学工業3.6%
9HOYA2.8%
10ソニーグループ2.5%

上位3銘柄で52.5%、上位5銘柄で65.8%、上位10銘柄で82.1%です。

30銘柄に投資するものの、均等に分散しているわけではありません。

比率は2026年7月31日現在です。

出典は三菱UFJアセットマネジメントの月次レポートで、集中度は掲載比率を手計算しました。

キオクシアだけで4分の1超。30銘柄という数より、上位比率を見ることが大切です。

組入1位を個別に調べたい方はキオクシア株を1株から買う方法、海外のメモリ企業まで比較したい方はDRAM ETFの構成銘柄と集中度も参考になります。

リターンと基準価額の推移

評判の火付け役となったリターンを確認します。

数字の見方には注意が必要です。

最新の期間別リターン

運用会社の最新月報では、短期の急落と中長期の上昇が同じ表に現れています。

期間ファンド騰落率ベンチマーク
1カ月-29.5%-29.6%
3カ月+7.9%+8.5%
6カ月+35.9%+37.3%
1年+137.8%+140.9%
設定来+103.5%+104.0%

1年では+137.8%でも、直近1カ月は-29.5%です。

評価期間を変えるだけで印象が逆になるため、1年リターンだけで判断しないようにしましょう。

出典:月次レポート(2026年7月31日現在)。

分配金がある場合は税引前分配金を再投資したものとして計算しています。

換金時の費用・税金は考慮されていません。

過去リターンは将来を保証しない

ただし、過去のリターンは将来の成果を保証しません

大きく上がった後には、大きな調整が来る可能性も同じだけあります。

高い過去リターンが続く前提ではなく、1カ月で3割近く下がる局面にも耐えられるかを先に考えましょう。

信託報酬・コストは高い?安い?

保有コストの位置づけを確認します。

コストはリターンと違い、確実に効き続ける要素です。

信託報酬0.297%以内・購入時手数料なし

信託報酬は年率0.297%以内(税込)です。

10万円を1年間保有した場合、上限料率だけで単純計算すると約297円ですが、実際の金額は基準価額や保有期間で変わります。

2025年4月26日の約款変更で、信託報酬は0.440%以内から引き下げられました。

純資産が増えると一定部分に低い料率が適用される段階設計です。

購入時手数料と信託財産留保額はありません。

ただし、売買委託手数料などのその他費用や、有価証券を貸し付けた場合の追加費用は別に発生し得ます。

出典:三菱UFJアセットマネジメントの信託報酬率変更通知最新月次レポート

Slimより高いが、投資対象が違う

同じ運用会社のeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は信託報酬が年0.05775%以内です。

日経半導体株インデックスの0.297%以内は、単純比較で約5倍です。

ただし、オルカンは世界株へ広く分散し、本ファンドは日本の半導体関連株に集中します。

費用だけでなく、投資対象と役割の違いを見て選びましょう。

低コストの土台を作る商品と、テーマへ上乗せする商品は、同じ基準で優劣をつけるものではありません。

【正直】評判を客観データで確認

口コミは投稿者数や保有期間が分からないことも多いため、ここでは公式の運用データと販売会社内の利用状況を材料に整理します。

「評判が良いから買う」のではなく、自分が許容できる値動きかを確かめるために使ってください。

良い評価につながる材料

良い材料は、個別株を選ばず、日本の半導体関連30銘柄を1本で持てることです。

マネックス証券では購入時手数料なし、100円から積立でき、NISA成長投資枠にも対応しています。

2026年7月末の1年騰落率は+137.8%です。

取得日2026年8月22日のマネックス証券内では、月間積立契約数4位でした。

悪い評価につながる材料

最大の懸念は、半導体という1業種に集中し、さらに上位3銘柄で52.5%を占めることです。

2026年7月の1カ月騰落率は-29.5%です。

マネックス証券のリスクメジャーも「5(高い)」でした(2026年7月末現在)。

短期で大きく下がっても保有を続けられるかが、向き不向きを分けます。

【重要】値動きの荒さを確認|直近1カ月-29.5%

最新月報で再現できる下落実績を使い、買う前に最大の注意点を確認します。

上昇率と同じ基準日で下落率を見ることが大切です。

半導体は上げも下げも大きいセクター

このファンドは、2026年7月の1カ月で-29.5%下落しました。

100万円相当なら、単純計算で約29万5,000円分の値下がりに相当する動きです。

運用会社も、半導体関連企業という特定業種への投資は、幅広い分散投資より基準価額が大きく変動する場合があると説明しています。

さらに上位3銘柄で52.5%という構成のため、キオクシア、東京エレクトロン、アドバンテストの値動きの影響を強く受けます。

下落に耐えられる金額・積立で付き合う

対策はシンプルで、下落しても困らない金額に抑えることです。

一括購入を避け、少額積立で購入時期を分ける方法もあります。

ただし、積立でも元本割れや集中リスク自体はなくなりません。

ポートフォリオの主役にはしない。広く分散したコア資産を持ったうえで、サテライト(攻めの一部)として使うのが現実的です。

eMAXIS Slimシリーズとの違い

名前が似ている「Slim」シリーズとの違いも整理しておきます。

混同しやすいポイントです。

「Slim」ではない通常のeMAXISシリーズ

本ファンドは、超低コストで知られる「eMAXIS Slim」シリーズではありません。

同じ三菱UFJアセットマネジメントの、通常のeMAXISシリーズのテーマ型ファンドです。

月次レポートでも「ノーロード・インデックスファンド・シリーズ eMAXIS」の一つと明記されています。

名称にSlimは入らず、幅広い分散と低コストを重視するSlimとは役割が異なります。

オルカン等との使い分け(コアとサテライト)

オルカンのように国・地域・業種を広く分散する商品は、資産の土台(コア)として検討しやすい設計です。

本ファンドのようなテーマ集中型は、値下がりを許容できる範囲のサテライトと考えると整理しやすいです。

役割が違うため「どちらが良い」ではなく、組み合わせ方の問題です。

個別株(キオクシア等)と投信どっちがいい?

「投信でまとめて買うか、個別株を選ぶか」も迷いどころです。

観点この投信個別株(例:キオクシア)
投資先30銘柄。ただし上位に集中1社に集中
買付単位マネックス証券では100円以上通常100株。単元未満株なら1株
銘柄選び指数に連動自分で企業を選ぶ
主な注意点信託報酬・テーマ集中企業固有リスク・株価変動

少額で分散なら投信・銘柄を選ぶなら個別株

少額で半導体セクター全体に乗りたいなら、投信が手軽です。

「この会社を選びたい」が明確なら、キオクシアなどの個別株を単元未満株で1株から買う方法もあります。

必要額や株式分割後の買付単位は、キオクシア株を1株から買う方法で最新情報を確認できます。

併用の考え方

投信でセクター全体を持ちつつ、応援したい1社だけ個別株で足す併用もできます。

マネックス証券なら、投信も単元未満株(ワン株)も1つの口座で完結します。

NISA・購入方法|マネックス証券で買う場合

最後に、NISAでの扱いと購入方法を確認します。

NISAの対象枠と、ポイント付与の条件を分けて確認しましょう。

NISA成長投資枠で購入できる

本ファンドはNISA成長投資枠の対象です。

NISA口座で得た売却益や普通分配金は非課税です。

ただし、損失が出た場合に課税口座の利益と損益通算はできません。

制度の詳細は金融庁のNISA特設サイトで確認できます。

つみたて投資枠の対象ではありません。

積立設定はできますが、NISAで買う場合に使うのは成長投資枠です。

制度・取扱は変更される可能性があるため、注文前に証券会社の表示をご確認ください。

dカード積立のポイント条件

マネックス証券は投信の購入時手数料が無料で、100円から積立できます。

さらにdカード積立の条件を満たすとdポイントが貯まります

還元率はカードの種類、入会年数、積立額、NISA・課税口座などで異なります。

最大還元率が全員に適用されるわけではないため、マネックス証券のdカード積立条件を確認しましょう。

口座開設の3ステップ

口座開設の3ステップ
  • マネックス証券の口座を申し込む(メール登録・本人確認)
  • NISA口座もあわせて申し込む
  • 入金して、ファンドを検索し少額から積立設定

口座開設はスマホで完結し、本人確認もオンラインで進められます。

\ 100円積立・dカード積立は条件に応じてdポイント /

eMAXIS 日経半導体株インデックスに関するよくある質問

検索で多い疑問に、コンパクトにお答えします。

eMAXIS 日経半導体株インデックスとは何ですか?

日経半導体株指数(トータルリターン)への連動をめざす、三菱UFJアセットマネジメントのインデックスファンドです。日本の半導体関連30銘柄へ投資します。

信託報酬はいくらですか?

信託報酬は年率0.297%以内(税込・段階料率)です。購入時手数料と信託財産留保額はありませんが、その他費用がかかる場合があります。

評判はどうですか?

2026年7月末の1年騰落率は+137.8%ですが、直近1カ月は-29.5%です。上位3銘柄で52.5%を占めるため、上昇実績と集中リスクの両面を確認しましょう。

今買うべきですか?

一律には判断できません。直近1カ月で-29.5%下落した実績もあるため、生活資金と分け、下落に耐えられる範囲かをご自身で判断してください。

NISAで買えますか?

NISA成長投資枠の対象です。つみたて投資枠の対象ではありません。販売会社の取扱表示は注文前にご確認ください。

eMAXIS Slimシリーズとの違いは何ですか?

本ファンドはSlimではない通常のeMAXISシリーズです。Slimは広い分散・最安コスト路線、本ファンドは半導体テーマへの集中型と役割が異なります。

まとめ|半導体に1本で乗れるが、値動きの大きさを理解して

eMAXIS 日経半導体株インデックスは、日本の半導体関連30銘柄へ1本で投資できる一方、上位銘柄への集中度が高いファンドです。

2026年7月末は、組入1位のキオクシアが26.2%、上位3銘柄で52.5%です。

1年騰落率+137.8%に対し、直近1カ月は-29.5%でした。

検討するなら、広く分散した資産との重複や全体の半導体比率を確認し、大幅下落でも生活に影響しない範囲に抑える考え方があります。

少額積立は購入時期の分散にはなりますが、元本割れや銘柄集中のリスクをなくすものではありません。

※投資信託は元本割れのリスクがあります。基準価額の変動により損失が生じるおそれがあります。本記事は特定ファンドの購入を推奨するものではありません。最新の目論見書を確認のうえ、ご自身の判断と責任で投資を行ってください。

\ スマホで口座開設・100円から積立できる /

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次